矯正治療開始にあたっての確認事項

矯正治療開始にあたっての確認事項

当医院で矯正治療を行うにあたって、患者さん(および保護者の方)に承諾していただくことについて記載してありますので注意深くお読みください。矯正治療はいったん開始されますと後には戻れませんし、治療期間もかかります。診断のときにお話しする診断・治療計画のほかに、以下の事柄を十分ご理解の上で治療を開始してください。また、何かわからないことがありましたら、何でも結構ですので質問してください。

A.矯正治療費について

  1. 全ての患者さん共通
    検査料54,000円
    診断料21,600円
    調節料6、300円(毎回)
  2. 矯正治療の装置は、患者さんにより治療費は異なります。
  3. 治療費の納入は分割納入が可能です。ご相談ください。
  4. 初回納入費は開始(診断の次のお約束)の日にお支払いください。
  5. 治療の進行上、歯を抜いたり、むし歯の治療を行わなくてはならないことがありますが、これらの料金は矯正治療費には含まれません。
  6. 矯正治療が始まりますと、収めていただいた費用は基本的には返却できませんので、転勤などによる転居が予想される場合にはご相談ください。

B.治療の予約について

  1. 万一お約束の日時についてご都合が悪くなられた場合は、事前にご連絡いただき、新たにお約束を取りなおしてください。
  2. お約束の日に来院されないことがたび重なると、治療内容に責任が持てなくなります。
  3. 通院は月1回が原則です。ただし装置の使用状況・発育変化・歯の動きの個人差などにより、治療方法や治療期間が変更されることがあります。

C.矯正装置について

  1. 指示された矯正装置(プレート型装置・矯正用輪ゴムなど)は、必ず注意を守ってください。指示どおり使用しない場合、治療期間が延長したりよい結果が得られなくなります。
  2. 粘着性の物や硬い食品は、装置を壊す原因となりますので気をつけてください。
  3. 患者さんご本人の不注意により装置が破損したり装置をなくされた場合、装置の再作成・再装着にあたっては別に実費をお申し受けいたしますのでご了承ください。
  4. 矯正治療のため使用した金属が原因で、まれに皮膚に発疹が生じることが報告されています。金属アレルギーの既往がある患者様はあらかじめお知らせください。

D.歯みがきについて

  1. 矯正治療によってきれいな歯並びになっても、むし歯にならないよう何かを口にしたら必ず歯をみがきましょう。
  2. 歯みがきがよくできず、むし歯がたくさん生じたり歯肉が著しく腫れている場合は、装置を一時的にはずし、歯ブラシに専念していただくことがあります。治療期間が延長したりよい結果が得られなくなる場合がありますので気をつけてください。

E.矯正治療中の不快事項について

  1. 矯正装置を入れますと痛みを生じることがあります。痛みの程度は個人により異なりますが、翌日~3日後かピークで、およそ1週間でおさまります。
  2. 矯正治療中に歯根が短くなり先端が丸くなること(歯根吸収)がありますが、通常その後の歯の機能には影響ありません。ただし、歯根吸収の進行が激しい場合は治療方針を変更したり、やむを得ず治療の続行を断念する場合もあります。ご了承ください。
  3. 矯正治療により歯ぐきが下がり歯が長く見えることがあります。この現象は加齢に伴い生じる場合もあります。

F.保定と経過観察、および後戻りについて

  1. 動かした歯は元の位置に戻ろうとする傾向(後戻り)が見られます。ですから動的治療終了後、保定装置(リテーナー)の装着はとても大切です。
  2. 保定も矯正治療の一部です。保定装置を装着した後も、定期的に来院していただきます。
  3. 保定期間中の来院や保定装置の使用について当方の指示をお守りいただけずに後戻りを生じた場合、再治療をご希望される際は別途再治療費を頂く場合がありますのでご了承ください。
  4. 患者さんによっては、保定装置除去後も歯列・咬合の維持管理のために長期経過観察が必要となる場合があります。
  5. 加齢に伴い、歯並びに叢生や隙間が生じる場合があります。
  6. まれに、矯正治療終了後に生じた顎の異常発育や歯周病、舌や口唇の悪習癖、鼻咽腔疾患などによる口呼吸、歯ぎしりなどにより後戻りが生じる場合があります。